新着情報

コンクリート壁に水漏れが発生したら?原因や対処法を具体的に解説

コンクリート壁の水漏れは、コンクリート壁や構造物の中に何らかの問題が起きているサインといえます。しかし、水漏れの原因に見当がつかない場合「なぜ水漏れが起きているの?」「今すぐ対処すべき?」「適切な対処法を教えてほしい」と不安を感じますよね。

そこで今回は、コンクリート壁のある一戸建て住宅で暮らす方やアパート・マンションのオーナーの方に向けて、コンクリート壁の水漏れの主な原因と対処方法について解説します。

コンクリート壁で水漏れが起きる原因

はじめにコンクリート壁で水漏れが起きる仕組みについて解説します。コンクリート壁の水漏れの原因は主に2つです。1つ目の原因が、コンクリート壁や構造物の内部に水の発生源があること。2つ目の原因が、コンクリート壁に亀裂などの劣化現象が起きていることです。

例えば、水道管の破損・破裂が水の発生源となっている場合、はじめに水道管から漏れ出した水がコンクリート内部に滲出します。続いて漏れ出した水が、コンクリートの亀裂などを通って最終的に表面から漏れ出すのです。

水道管の破損・破裂以外の水の発生源をみていきましょう。

水の発生源 水漏れが発生する理由
雨漏り 屋上コンクリートの亀裂

排水の詰まり

コーキングの劣化

勾配不良など

結露 コンクリートの性質

断熱材の有無

換気不足など

水回りのトラブル 台所や洗面台に使用されている部品の劣化

水道管の詰まり

水の出しっぱなし

排水溝の不具合など

コンクリートは、プールやコンクリートダムに使用されるなど、本来は水や水圧に強い特徴を持っています。しかし、コンクリートに亀裂が生じて水の通り道ができて、建物の内部に水の発生元がある場合に水漏れが発生してしまうのです。

そのため、コンクリート壁の水漏れを防ぐためには、以下の対処が必須となります。

  • 水の発生元を断つこと
  • コンクリートにある亀裂などの劣化部分を補修すること

漏れ出した水がコンクリート内部に滲出すると、亀裂の発生や鉄筋が腐食する原因となるため必ず対処しなくてはいけません。

コンクリート壁の水漏れを放置したらどうなる?

コンクリート壁の水漏れを放置すると、塩害による亀裂の発生、中性化現象による鉄筋の腐食などが発生しやすくなります。結果的に、コンクリート壁の劣化が進行してしまいますので放置してはいけません。

室内で水漏れが起きた結果、大切な家具などが汚れる可能性も。水が漏れ出すと、カビやバクテリアが発生しやすくなるため、健康被害も懸念されるところです。

また、一戸建てのコンクリート壁に水漏れが発生すると、不動産評価額が下落する原因となりえます。マンションやアパートであれば、入居者の満足度低下につながるかもしれません。コンクリート壁の水漏れは、早急に対処する必要があるのです。

コンクリート壁の水漏れへの対処方法

それでは、コンクリート壁の水漏れに対してどのように対処すべきなのでしょうか。主な対処法を3つ紹介します。

水道管の修理

水道管の破損・破裂が水漏れの原因である場合は、水道管の修理が必要です。水道管修理は専門技術が必要なため、ご自分で行わずに業者に依頼しましょう。水道管が見えない場所で破損していたり複数の箇所で破損していたりすると、水漏れが再発する原因となります。

なお、水道管の破損が目で確認できる箇所の場合、工賃や部品の交換台などを含めて1万円から2万円ほどの修理費用が発生します。床下の水道管が破損・破裂している場合など、水道管を露出させる作業が発生する場合は、別途工賃が上乗せされますのでご注意ください。

コンクリート壁の修繕

水の発生源を修理すると同時に、コンクリート部分の問題箇所を修繕する必要もあります。コンクリート壁の亀裂は、放置すると広がる可能性があるため、小さな亀裂も修繕しておくのが望ましいでしょう。

亀裂の修繕は、亀裂の種類によって適切な対応方法が異なります。幅0.3mm未満の「ヘアークラック」と呼ばれる亀裂の場合は、専門工具や修繕剤を用意することで、ご自身でも修繕が可能です。

関連記事:コンクリートに亀裂が入ったら?原因と対処法を具体的に解説

ただし、修繕はあくまで応急処置だと捉えましょう。「亀裂の幅を測定できない」「亀裂以外に気になる箇所がある」「亀裂が広がっている気がする」といったケースでは、早めに専門業者へ連絡することで被害拡大を防止できます。

結露対策

結露とは、暖かく湿った空気が冷やされたときに、空気中の水分が水滴となってあらわれる現象です。結露も水漏れの原因となりますので、結露が発生しやすい建築物にお住いの方は、忘れずに対処しておきましょう。

結露に対する一般的な対策が、換気と除湿です。窓を空けて部屋の空気を一定時間ごとに入れ替えたり、除湿器を稼働させたりすると結露の発生を防止できます。

コンクリート壁の水漏れは株式会社LIFIXにご相談ください

コンクリート壁の水漏れを放置すると、コンクリートの劣化が進行するおそれがあるため、迅速な対処が肝心です。

また、水漏れの根本原因が解決していない場合、修繕によって一時的に水漏れがおさまっても、別の箇所から新たな水漏れが生じて、近隣の方に悪影響が及ぶ可能性もあります。コンクリート壁の水漏れを発見したときは、早急に専門業者に相談しましょう。

コンクリート壁の水漏れで不安を感じた際は、株式会社LIFIX(リフィックス)までご相談ください。弊社は、左官工事をはじめとして高圧止水工事や耐震補強工事などの実績を持つ亀裂補修工事の専門業者です。工事が必要な箇所を丁寧に見極めた上で、適切な工事をご提案いたします。まずは弊社の公式Webサイトをご覧ください。

人々の生活を作り直す 株式会社LIFIX(リフィックス)

\ ご相談・ご予約はこちらへ /